2012年04月20日
創造性について(続編)
■ゆ~さん★のおもしろコラムだじょ~
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読者の人に、どうやってプロ・ドラマーになったの?ってゆー趣旨の質問が8通程あったので、お答えしましょう~
(あと、ジャズやロックの名盤の紹介をして~っていうリクエストも頂きました~ありがとです。こちらの方は、追々
別の機会にコラムしますね~!)
答えは簡単。
プロである師匠の仕事を少しずつ分けてもらって、顔と名前と腕を売って行くのです。
例えばさ、12月24日にX'masイベントで音楽のステージが、あちらこちらにあるじゃない。
師匠に仕事の話しが舞い込む。
「○○のステージなんだけど、ギャラEジューでどぉ?」って具合に。
こんなのが同じ日の同じ時間帯にダブってバシバシ入って来るわけですよ。
そこで、一番条件が良い仕事を師匠がやって、そ~でもない仕事が有望な弟子に回ってくる。当然、ギャラは師匠にピンハネされてw
ま、最初は仕方ないね。で、そのステージで最高のパフォーマンスをするわけです。
音楽家にとってステージとは腕をお客様に見せる唯一の場所であり、そこで最高の演奏をする事が即ち営業行為なわけです。
(お客様への営業、主催者などプロデューサーへの営業)
お客様が、「お!いいタイコ叩くねぇ~」とか、主催者が「いいグルーヴだね~盛り上がるよ」とか感じて頂けるかどうかが勝負なわけです。
他のミュージシャンはどうか知らないけど、少なくとも僕はそう思ってライヴ・パフォーマンスしてた。
で、気に入ってくれたら、次には他のプログラムで直接ご指名が来るわけですよ。
「前回ゴキゲン(Good!な演奏って事)な演奏だったんで、直接声をかけさせてもらいました~今回のは○○な感じで、ギャラは△△で~・・・どうです?やってもらえません?」ってな感じ。
こーんな風にして、最初は1ドラマーとしてお声がかかり、そのうちバンド自体を任せてもらえる様になってくるのです。
すると、どーでしょ、駆け出しの頃、師匠から分けてもらった仕事をやってる立場からいつのまにか、仕事をやってもらうミュージシャンを探す立場に変わっている。
こういうのを業界ではインペグっていうんだよね。
丁度、この頃は、タイムトラベルっていうオフコースみたいなコーラスを売りにしていたバンドの一員となってドラムを担当してました。
このバンド、すげー大変だった。
ジャンルで言えばPOPSなんだけど、アレンジがすごく繊細で、しかも要求水準が非常に高い。
例えば、ドラマーは手が2本、足が2本なのに、それ以上を要求される分けです。なので、たくさん工夫しました。
ダブる音はなるだけ省略して、空いた隙間にカウベルとかのパーカッションを入れて、あたかも1ドラム、1パーカッションの2リズムがいるみたいに聞こえる様に演奏するわけです。
あ、あと更にコーラスもやるんだけどね^^;
ピアノも相当凄かったなw
なんつったって、ピアノとシンセ×2を同時に演奏しろって感じだもん^^;
もちろん、コーラスも。
また、このコーラスが曲者で・・・なんじゃこりゃ?って複雑なラインを「はい、これやって~」って涼しい顔して渡されるわけです。
(でも、凄くセンスがいいんだよね。出来上がりが・・・さっすがバークリィ~)
山下達郎のサイレント・ナイト(清しこの夜)のア・カペラみたいな感じ。
リズムセクション2~3人分を音を上手く整理して1人で表現して更に難解複雑なコーラスを担当したおかげで、精神分裂の一歩手前の状態w (いやwマジでww)を行き来して、相当鍛えられたです。
あ、この辺りは、オモロイんで、またの機会に紹介しましょう~
て、いうわけで今日はこれで おっしまい。 (^・^)/~
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読者の人に、どうやってプロ・ドラマーになったの?ってゆー趣旨の質問が8通程あったので、お答えしましょう~
(あと、ジャズやロックの名盤の紹介をして~っていうリクエストも頂きました~ありがとです。こちらの方は、追々
別の機会にコラムしますね~!)
答えは簡単。
プロである師匠の仕事を少しずつ分けてもらって、顔と名前と腕を売って行くのです。
例えばさ、12月24日にX'masイベントで音楽のステージが、あちらこちらにあるじゃない。
師匠に仕事の話しが舞い込む。
「○○のステージなんだけど、ギャラEジューでどぉ?」って具合に。
こんなのが同じ日の同じ時間帯にダブってバシバシ入って来るわけですよ。
そこで、一番条件が良い仕事を師匠がやって、そ~でもない仕事が有望な弟子に回ってくる。当然、ギャラは師匠にピンハネされてw
ま、最初は仕方ないね。で、そのステージで最高のパフォーマンスをするわけです。
音楽家にとってステージとは腕をお客様に見せる唯一の場所であり、そこで最高の演奏をする事が即ち営業行為なわけです。
(お客様への営業、主催者などプロデューサーへの営業)
お客様が、「お!いいタイコ叩くねぇ~」とか、主催者が「いいグルーヴだね~盛り上がるよ」とか感じて頂けるかどうかが勝負なわけです。
他のミュージシャンはどうか知らないけど、少なくとも僕はそう思ってライヴ・パフォーマンスしてた。
で、気に入ってくれたら、次には他のプログラムで直接ご指名が来るわけですよ。
「前回ゴキゲン(Good!な演奏って事)な演奏だったんで、直接声をかけさせてもらいました~今回のは○○な感じで、ギャラは△△で~・・・どうです?やってもらえません?」ってな感じ。
こーんな風にして、最初は1ドラマーとしてお声がかかり、そのうちバンド自体を任せてもらえる様になってくるのです。
すると、どーでしょ、駆け出しの頃、師匠から分けてもらった仕事をやってる立場からいつのまにか、仕事をやってもらうミュージシャンを探す立場に変わっている。
こういうのを業界ではインペグっていうんだよね。
丁度、この頃は、タイムトラベルっていうオフコースみたいなコーラスを売りにしていたバンドの一員となってドラムを担当してました。
このバンド、すげー大変だった。
ジャンルで言えばPOPSなんだけど、アレンジがすごく繊細で、しかも要求水準が非常に高い。
例えば、ドラマーは手が2本、足が2本なのに、それ以上を要求される分けです。なので、たくさん工夫しました。
ダブる音はなるだけ省略して、空いた隙間にカウベルとかのパーカッションを入れて、あたかも1ドラム、1パーカッションの2リズムがいるみたいに聞こえる様に演奏するわけです。
あ、あと更にコーラスもやるんだけどね^^;
ピアノも相当凄かったなw
なんつったって、ピアノとシンセ×2を同時に演奏しろって感じだもん^^;
もちろん、コーラスも。
また、このコーラスが曲者で・・・なんじゃこりゃ?って複雑なラインを「はい、これやって~」って涼しい顔して渡されるわけです。
(でも、凄くセンスがいいんだよね。出来上がりが・・・さっすがバークリィ~)
山下達郎のサイレント・ナイト(清しこの夜)のア・カペラみたいな感じ。
リズムセクション2~3人分を音を上手く整理して1人で表現して更に難解複雑なコーラスを担当したおかげで、精神分裂の一歩手前の状態w (いやwマジでww)を行き来して、相当鍛えられたです。
あ、この辺りは、オモロイんで、またの機会に紹介しましょう~
て、いうわけで今日はこれで おっしまい。 (^・^)/~